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執筆者の写真店長 松本

これからの季節の注意点(結露)

めっきり朝晩の冷え込みが厳しくなり、いきなり冬がやってきそうな今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


さて、前回は電池寿命のお話を致しましたが、今回は結露のお話です。


毎年この季節になると補聴器が全く聞こえない!故障したかも!?と、お店に来店されるケースがあります。

耳あな型補聴器や、細いワイヤーで耳栓とつながったRIC補聴器では起こりませんが、耳かけ型補聴器で直径3mmほどのチューブでつながれたタイプのもので発生する現象です。


例えば冬の寒い日に、暖かい室内の窓ガラスが曇ったりしてやがて露となって滴り落ちてきますよね。メガネをかけていて、寒い外から暖房の効いた部屋に入った時もメガネが曇ったりすることがあります。


それが結露です。


同じ現象が耳かけ型補聴器のチューブ内(写真の矢印のあたり)で起こり、やがて水滴となってチューブ内に留まり、音が出るところを塞いでしまうために全く聞こえなくなってしまうのです。

チューブを観察して水分様の物があれば外して強く吹くか、ティッシュをこより状にして耳栓の穴から入れて吸い出すか、ブンブン振って水分を飛ばしてください。

出来れば点検を兼ねて補聴器店で見てもらうことをお勧めいたします。

また、木綿の糸を入れて未然に防ぐこともできますので、頻繁に起こるようなら無償で対応いたしますのでご相談下さい。


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