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  • 執筆者の写真店長 松本

測定について#2(語音明瞭度)

更新日:2019年5月10日

今回は語音明瞭度についてのお話です。語音聴力測定と言われ、語音弁別能力を測定することで言葉の理解度を測ります。

前回の純音聴力測定は「ピーピー、プープー」といった単純な音でしたが、今度は「あ、き、し、た…」と言葉を聞いて、その正解率を見ることによって会話の理解度を測ろうというものです。

写真の例でみると、左(青)は60dBの音では15%しか正解しなかったのが、90dBの音であれば100%の正解率でした。つまり、普段は聞きづらい耳も、補聴器などで音を補ってさえすれば日常会話はほぼ問題なく可能になると、予測することができるのです。右の耳も95%の明瞭度でとても良く、実際にこのお客様は両耳に装用して快適に聞いていただいています。


しかし、残念ながら音を大きくしても最高明瞭度が50%に満たない方もおられ、せっかく補聴器をつけても十分に言葉が理解できないタイプの難聴の方もいらっしゃいます。つければ役には立ちますが、期待通りの効果が出ないかもしれません。


いずれにしても、自分がどういう状態なのかをを知ることが重要なのです。通信販売などではこういったことがわかりませんし、個々の状態に合わせた調整もできませんので、あまりお勧めはできません。きちんと設備と技術が備わった専門店で相談しましょう。


当店ではご相談無料できちんとお測りしたうえで調整をおこないます。ご安心の上お気軽にお越しください。

#語音明瞭度 #語音弁別能

語音明瞭度曲線

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