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  • 執筆者の写真店長 松本

マスキング現象 ~騒音下の聞き取り~

皆さんは周りにうるさい音がある環境において、聞きたい肝心の音や声が聞こえないということがありますよね。聞きたい声のボリュームが環境音よりも大きければ聞こえるわけですが、なかなか思い通りにはいかない場合がほとんどです。

この会話音と騒音の比率をS/N比(スピーチ/ノイズ比率)と言って、このS/N比が改善されれば多少の騒音の中でも聞き取りがよくなるというわけです。


補聴器の性能の違いの一つとして、このS/N比をどれだけ改善して聞きたい声を聞きやすくするかというものがあります。高性能な上位器種になると様々な騒音をしっかりと抑えてS/N比を大きく改善出来るのに対し、お求めやすい器種の場合は単一の雑音しか抑えられず、結果として聞き取りにくいという状態が、改善出来ない場合があります。

補聴器のお値段の違いの一つの要素でもありますね。


うるさい環境で補聴器を使う必要がある方は、一度上位器種を試して比較してみるのもいいかもしれません。もちろん当店でご体験していただけます。お気軽にお問合せ下さい。


補聴器装用の副産物として、マスキング効果がもたらす良いことを次回お話させていただきます。


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